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Japan Hairdressing Awards 2010 各部門ファイナリスト決定!! 総応募数1518。 昨年20回大会より微増。 特色はRISING STAR部門の盛況(2008年よりの年齢制限がフリーに)。 新審査方式によりファイナリストが70名と同部門の全国区色彩が強調される。 2009年(JHA輝く20周年)を経て21回目の新しいスタートを切る2010年、思えば、第一回は平成二年、赤坂プリンスクリスタルパレスで開催。年々話題なクリエイティブな会場を主会場にして、第19回(平成20年)より都市型ホテルの大ホールを授賞式としてその規模や格調がよりJHA AWARDSにふさわしいと評価を受けた。21回目の2010年も同会場を授賞式場として迎える。上記タイトルにもあるように、特筆されることは、刷新し進化し続けるJHAの英断として、大賞部門、RISING STAR部門の年齢制限が除かれより多くのクリエイターが参加しやすくなったこと。これは早々に応募総数増に現れ、RISING STAR部門に於いてはその名(新星)の通りの全国区表彰が注目されるところとなった。また、昨年より新しくプロフェッショナル審査員5名が就任、JHAが時代と共にヘアドレッシングアワーズの存在をアピールして美容界発展に寄与する姿勢を顕著にした。なお諸般の事情により「青山芸術祭」と提携してきた発表方式は継続しないこととなった。 上原健一[Double]06年グランプリ=プロに認められてこそ、プロだから! 岩田敏晴[RIMIX HAIR DESIGN]08年グランプリ=真新しいデザインの、発見装置だ! 「作品を創り続けるその理由」(HAIR MODE1月号)に一つの示唆が見られるように、JHAに参加するヘアデザイナーの増加と共にその質の向上、構成力、色彩力、カメラワーク、モデルの起用方法などは年々目を見張るものがある。1次審査会では平均2時間、数時間にも及ぶプロフェッショナル審査員、各共催ジャーナル編集長の短簡(寸評)は以下の通り。 ◆峰島幸子(TOMO TOMO) 各エリア部門のクオリティが上がっているのは大歓迎。作品意図と内容がマッチする作品が多くなって意識の向上を評価する。 ◆高橋マサトモ(MINX) 全体を通してデザイン力がアップしている。構成力(バランス)が高まってヘアスタイルを創るというプロセスが浸透してきている。強いて苦言は、大賞部門などクオリティが高いのだけれども(カメラワーク、外人モデル、ウィッグ使用)、逆に新鮮さを感じなくなった。 ◆白坂春光(VISAGE) フォトコンが増えた(情報が増えている)せいか似たアイディアの作品が多くなったように思う。サロンスタイルが多くなっている感があるが、雑誌のテーマ上はともかくもっとクリエイティブな作品に挑戦して欲しいというと幹事が強い。 ◆竹内聖子、川又由子(NH) かつてあった各エリア間の差を感じなくなってきている。自毛で勝負している作品を評価したい。"サロンスタイルがはじけた感じ"を選びたい(新人部門)と思っているがいま一つ。全体的にパーマが有るスタイルが目立ち、流れになるか…。 ◆横手康浩(Bivo PHASE) 自分の作品を写真に撮る、という強い意識があまり感じられなかった。大賞、新人は鮮明に決められた(テーマが有るからか)。一方、RISING部門は思い切ったデザインが出来るので、ちょっと先を行くという作品が有っても良いのではないか。 ◆有村雅弘(imaii) 目立ったのはコンサバ風のもの。オーソドックスなライン系はカッターとしては永遠のテーマ。リッチの強いカールヘア、写真(デザイン)づくりを楽しむ。2010年はポップの時代だから。 ◆高澤光彦(PEEK-A-BOO) テーマがあるか自由な発想、と両極端があるべき。特に新人部門(30代〜40代のモデル起用)は、大人の女性をきれいに見せるという視点は常に必要。苦言としては、大賞の受賞作品の影響が大きいものを感じる。デザイナーとしては寂しい。 ◆遠藤真那(Edge) 初審査だったが、デザイン的に不自然なものがあり気になった。「ヘアドレッサーのフォトコン」の基本コンセプトをふまえるべきで、ヘアデザインが分からないものはいかがなものか…。 ◆川合昭(ZA/ZA) エリア部門に全体にレベルが上がっていて心強い。エクステンションや外人モデルが多いが希望としては生のヘアで勝負してほしい。生の髪で柔らかく美しいラインの作品を見たかったのだが…。新人部門、何はともあれそれなりの斬新さが欲しい。 ◆古里オサム(of HAIR) 基本は、モデル(素材)その人が素敵に見えること、ステキに美しく表現すること。今の時代だからこそ、どの部門でもその姿勢が欲しいと痛切に思う。 ◆小松利幸(anti) エリア部門に注目。想像以上に作品のいろ(やりたいこと)が伝わる作品が多かった。ウィッグの扱いが上手だが…。JHA向けと見える作品も…。 ◆新井英久(Hyakunichiso) 大賞、新人部門共におもしろ味にかける。自毛を使ってのサロンワーク作品を評価したい。エリア部門は頑張っているのは感じるが、<やり過ぎ>は注意。 ◆森永泰恵(PREPPY) サロンベースで無い目線で選んだ。エリア部門は全体に評価できるが"残念だかこれは違う"など、モデル選びで失敗しているものが気になった。写真の上達は、世のデジタルが多様化しているので今後に注目も。 ◆寺口昇孝(HAIR MODE) ニューカマーは表現力が弱くなっている。テーマが有るにしてもそこに作者の存在感が感じられないのは問題。制約があるにせよ、美しいものきれいなものはまとまるはずだ。 ◆矢作祐美子(ocappa) ニューカマーに注目した。古い体質の作風がまだ多いように思う。気になるつくり手がいたが、やはり輝くデザイナーの登竜門であり続けてほしい。 ◆川原文洋(STUDIO V) 最後に大賞部門を観たがカンロクを感じた。やりたい気持ちが強過ぎてどこでデザインポイントを絞るか、が課題だと思う。写真的なクリエイティブの高さを感じる分、<新しさやすごいな>みたいな感動を与えられない。何もかもこってり入れ過ぎていないか。 ◆上田美江子(SHISEIDO) 大賞、新人部門は残念ながら刺激が少ない。リアルなオーダーが多いとしても、そこで力量を発揮するのが創作者の立場。エリア部門はたしかに挑戦し向上しているが、もっと、普遍的な魅力というものを意識してほしい。非現実的な世界が大賞か、と言うとそれは違う。モデルを魅力的にしてほしい。 ◆宇都真規(髪化粧) 一般的エリア部門が元気。JHAという存在からしたら地方力がデザインや構成力(意識で)で高まるのは最高。新しい挑戦に向かっていると感じる作者がいるのは嬉しい。色(30代以下の層)に強い人達が増えているのもとても強味。 ◆星比奈子(Shinbiyo) エリア部門が頑張っている。ホームページの発展など皆さんよく研究している。地方を廻ってみるとJHAの存在を痛感する。門戸が開かれたフォトコンとして力量を増している。大賞、新人賞(共催社掲載)共にサロンワーク風とクリエイティブ風が混在してその<差>が大きくなっている感じ。こなれている人がステップアップしている実感は頼もしい。 |
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